論文の執筆、私の研究

どーも、東雲鉱物科学研究所です。

 

新型コロナが蔓延して、気軽に外出出来なくなり、鉱物採集にも行けなくなってしまいましたね。

 

実は私は、学生時代、地球科学者になりたいと言う夢がありました。

ただ、大学院にはお金がなく、進学することができませんでした。

その頃から、ずっと鉱物学に関する研究をまとめた、いわゆる論文を執筆していました。

 

ただ誰に見せるともなくでしたが、縁があって今の先生に拾われます。

そこから研究会に行くようになり、様々な論文を読んで、勉強するようになりました。

当時は、大手の企業で、接客業をやっていたのですが、ずっと空き時間に執筆していました。

 

そして、2020年、専門誌に掲載されることになり、デビューを果たします。

 

去年と今年にかけて、2本目の論文を執筆し、また専門誌に掲載されることが、決まりました。

やり遂げた気持ちでいっぱいです。

自分の専門は、スカルン鉱物や、スカルン鉱床に関する研究です。

特に炭酸塩鉱物に、特段の興味があります。

デビュー当時も、スカルン鉱床におけるaxiniteの研究でした。

2本目は、全然別の鉱物について書きましたが、スカルン鉱物の研究が、私の原点です。

 

新しい論文を執筆したり、鉱物学の専門論文を読むのが一番好きな時間です。

 

今はまた新しい論文をちょこちょこ書いています。

1年、2年くらいかかりそうですが、完成させたいなと思っています。

 

写真は、秩父鉱山大黒鉱床産の磁鉄鉱です。

そのまま、置いてきました。

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ではではー。