飯能市大蔵鉱山のマンガン鉱物③

どーも、東雲鉱物科学研究所です。

2022年10月8日に、大蔵鉱山で鉱物採集をしてきました。

綺麗なものや、珍しいものまで採集できたので、紹介していきたいです。

 

ちなみに、この日は秩父鉱山に登るつもりでした。

ただ、中津川が大規模な土砂災害で、道が寸断されていたので、目的地を変更したという経緯があります。

 

このマンガン鉱山に採集に行くのは、3回目で、当初はこんなに登ることになるとは、思ってもいませんでした。

 

行き方は、①で書いているので、割愛します。

 

この日、採集出来たのは、菱マンガン鉱、カリオピライト、ハウスマン鉱、テフロ石です。

沢の入り口のズリは、いわゆるブラフです。

 

では、採集したものを紹介していきます。

 

まずは、カリオピライトと石英

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中々、綺麗な標本です。

カリオピライトと石英のバランスの良い標本です。

 

次はカリオピライト。

沢の大部分は、カリオピライトです。
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マンガン鉱とハウスマン鉱です。

マンガン含有量が多いため、ずっしりと重いです。

3回目でようやく、菱マンガン鉱を採集できました。
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ハウスマン鉱です。

ハウスマン鉱も、よく採集できます。


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深い緑色の部分が、テフロ石です。

深い赤色をしている部分は、不明なマンガン鉱物です。

テフロ石はマンガン鉱山で良く採集できますが、この鉱山で採集できる鉱物のリストには無いものだったので、驚きました。

 

家にあるテフロ石は、茂倉沢鉱山産のものの一つだけだったので、コレクションにもう一つ加わり、嬉しいです。

 

ポイントを見つけられたので、様々なマンガン鉱物が採集できました。

 

採集に行く際は、気をつけて、行ってきて下さいねー。

 

ではではー。