色々な鉱物標本を作ってみました!

どーも、東雲鉱物科学研究所です。


どうやら3連休は、雨で大荒れの天気みたいですね。


週末に秩父鉱山に行く予定があったのですが、天気的に無理みたいです。


ここ最近、標本を作成することにハマっているので、ここに掲載します。


まずはこちらから。f:id:axinite:20190918225218j:plain

秩父鉱山出合産、方鉛鉱・黄鉄鉱・珪灰鉄鉱。

クリーム地は、熱変成を受けた石灰岩です。


お次は、ベスブ石。

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秩父鉱山産ベスブ石です。

詳細な産地は、ここには書けません。

一部分だけ結晶化していて、とても綺麗な標本です。

未だにこれを超える大物には、出会ってません。


次はこれ。

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秩父鉱山大黒鉱床産ヨハンセン輝石です。

ヨハンセン輝石は、透輝石、灰鉄輝石との間に連続固溶体を形成します。

採集した当時から、もうこんなサビサビな感じでした。

一部ピンク色の部分があったんですが、時間と共に退色してしまいました。

組成分析をしていませんが、バスタム石だったのではないかと、勝手に思っています。


次は珍しい岩石です。

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愛媛県四国中央市伊予土居産エクロジャイトです。

若干?風化していますが、緑のオンファス輝石が綺麗な標本です。

鉄ばん柘榴石は、ひと粒しか入っていませんが、中々の大きさです。


色々標本箱に入れてみましたが、やっぱりエクロジャイトが一番見栄えが良くて、感動しました。


最後は、秩父鉱山の有名な標本でお別れです。

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秩父鉱山道伸窪産水酸エレスタド石です。

こちらは残念ながら、自採品ではなく、飯田橋ショーでの購入品です。

ガラス光沢のあるあまり風化していない標本なので、即購入しました。


ではー、またね。