寄居町西ノ入のひすい輝石岩①

どーも、東雲鉱物科学研究所です。

 

今回は、埼玉県寄居町西ノ入にひすい輝石岩を採集に行きました。

(2021年11月6日採集)

 

最寄りの駅は、JR八高線折原駅です。

西ノ入では、ひすい輝石岩を採集することができます。

稚児岩と言う場所が露頭になります。

 

この産地では、ひすい輝石岩を採集することができます。

決して、ひすい輝石ではありません。

この産地のひすい輝石には、石英がかなりの量が混じっています。

そのため、かなり割れやすいです。

f:id:axinite:20211106212648j:image

Googleマップで見たひすい輝石岩の露頭である稚児岩の場所です。

まず、折原駅で降りたら、五ノ坪公会堂を目指して歩きます。

30分程度で、到着することができると思います。

 

五ノ坪公会堂を目指して歩いていくと、写真の看板に出会います。

f:id:axinite:20211106213313j:image

f:id:axinite:20211106213949j:image

この道を真っ直ぐ、進みます。
f:id:axinite:20211106213307j:image

道の横には、稚児岩の由来が書かれている看板があります。

ここから、稚児岩まで、道なりに真っ直ぐ進んでいきます。

途中までは舗装されていますが、段々と草が生い茂った道に変わっていきます。

とにかく、ずっとこの道を真っ直ぐです。

 

途中、右側に沢が現れます。

沢の入り口には、イノシシ用の罠があります。

この沢からでは、稚児岩には行けません。

 

ずっと進んでいくと、枯れ沢にぶち当たります。

木の丸太で対岸に渡れるようになっていますが、私が行った時は、倒木で渡れませんでした。

しかし、少し沢の下流に行けば、沢を跨いで渡ることができます。

f:id:axinite:20211106213928j:image

こんな感じの沢です。

 

f:id:axinite:20211106214159j:image

沢の対岸を撮影したもので、ここでひすい輝石岩を2つ採集しました。

 

沢にはすでに、ひすい輝石岩の転石が、数多く転がっています。

しかし、いくつか割ってみましたが、これといったものは、ありませんでした。

 

対岸に渡ると、割れた状態のひすい輝石岩が、2つも転がっていました。

なので、ここで採集をしました。

ここからは、採集した標本の紹介です。

 

まずは、ひすい輝石岩から。

f:id:axinite:20211106214756j:image
f:id:axinite:20211106214759j:image

同じものをフラッシュ有り無しで、撮影したものです。

 

同じく、大きめなひすい輝石岩の写真です。

f:id:axinite:20211106215020j:image
f:id:axinite:20211106215014j:image
f:id:axinite:20211106215017j:image

色々な角度から、撮影しました。

 

最後に、もう一つ。

f:id:axinite:20211106215134j:image
f:id:axinite:20211106215137j:image
f:id:axinite:20211106215132j:image

蛇紋石だと思います。

沢に一つだけ、落ちていました。

皮膜が綺麗で、採集してきました。

 

あまり過酷な感じではなく、道に迷うことがなければ、ちゃんと辿り着くと思います。

 

今回は、採集品はひすい輝石岩と蛇紋石だけでしたが、まだ何かありそうな雰囲気が、漂っていたので、もう一度近い内に採集に行こうと思っています。

 

〜当ブログを訪問してくれた方々に〜

いつも、このブログを訪問して頂いて、ありがとうございます。

感謝しかありません。

始めた当初は、月に2〜3人を予想していました。

なので、毎日の訪問者の数にいつも、驚くばかりです。

こんなに来て頂けるとは思っていませんでした。

これからも、ご贔屓によろしくお願いします。

 

私も時間のある限り、こうして発信していきたいと思っています。

 

ではではー。