秩父鉱山 石灰沢の青いスピネル
どーも、東雲鉱物科学研究所です。
山の日である、2022年8月11日に、秩父鉱山に採集に行ってきました。
まずは、出合で採集したのですが、何もなかったため、諦め、大黒鉱床に向かいました。
そこも、何もありませんでした。
そのため、当初の目的地である石灰沢に、向かうことになりました。
初めての石灰沢だったので、道が合っているのか心配になりながら、山道を進んで行きました。
無事に到着することができ、色々な標本を採集できました。
石灰沢の様子です。
沢のすぐのところにあった柘榴石です。
かなり、綺麗で、お気に入りの標本です。
上の2枚は、石灰岩中のベスブ石です。
小さい塊の方が、大きなベスブ石の結晶を観察できました。
これも、柘榴石です。
大黒で、唯一採集できたオキシプランボローメ石です。
こういった大きな標本は、段々と少なくなってきた印象があります。
こちらに青いスピネルが入っていました。
下の写真がアップで、撮影したものです。
中央に、青い結晶が観察できます。
最初は気づかなかったんですが、ルーペで観察している時に、気付きました。
本当に採れるとは思わず、感動しました。
今年で閉山してしまう秩父鉱山。
学生時代から、お世話になってきたので、何か寂しさを感じます。
最後に稼働している姿を見れて良かったです。
また9月に連休があるため、もう一度石灰沢に登ろうと思っています。
青いスピネルも、ビギナーズラックで採集出来たので、かなり満足のいく採集でした。
これから、行かれる方も、気をつけて、登ってきて下さいね。
ではではー。
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